英語学習にオススメな映画5選

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英会話の記事

洋画を見る時、字幕で観ますか?吹き替えで観ますか?
文字を目で追っている間の演者の表情やシーンの流れを見逃してしまうから、という理由等から吹き替えを好む人もいますが、映画そのものの雰囲気を、まるごと余すことなく楽しみたいと思う人は字幕で観ることを選択するでしょう。また、字幕映画は英語を聞きながら日本語訳を確認することができるので、映画で英語学習を行うという人も少なくありません。
字幕の日本語訳は演者が話す速度やシーン割に合わせて、目で追うことができる量の文字に収めなければならないので、結構意訳が強い場合もありますが、生きた英語を学ぶという面では、とても利点が大きい教材と言えるので、是非映画を楽しみながら英語を勉強しましょう。

英語学習に映画を教材にするメリット

・楽しみながら勉強ができる
・声が聞き取りやすいものが多い
・ネイティブの発音が聞ける
・細かなニュアンスまで理解しやすい
・生きた英語が学べる

英語学習に映画を教材にする場合の注意点

・意訳を鵜呑みにしない
→映画内の特別な意味合いで使われる場合もあるので、オールマイティに使えるとは限らない
・会話が少ない映画は避ける
→無言のシーンが多かったり、アクションに終始するものはそもそも英語が聞けない

英語学習にオススメな映画5選

パイレーツ・オブ・カリビアン (Pirates of the Caribbean)

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、ジョニー・デップが演じるキャプテン・ジャック・スパロウを中心に展開する冒険アクション映画です。このシリーズは、ユーモアやアクションが豊富でありながら、比較的シンプルな英語が使われています。キャラクターたちの口調や発音がはっきりしているため、初心者の方でも聞き取りやすいでしょう。

インセプション (Inception)

「インセプション」は、クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオが主演のSFサスペンス映画です。この映画は、夢の中に潜入して情報を盗むというストーリー。英語の会話が比較的ゆっくりとしたペースで進行し、科学的な単語や表現もわかりやすく使われています。また、キャラクターたちの感情や心情が豊かに描かれているため、英語学習の一環としてリスニング力の向上に役立ちます。

プリティ・ウーマン (Pretty Woman)

「プリティ・ウーマン」は、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアが共演したロマンティック・コメディ映画です。物語は、裕福なビジネスマンと娼婦の出会いから始まり、彼らの関係が次第に変化していく様子を描いています。この映画は、日常会話や感情表現が豊かに描かれており、リラックスした雰囲気の中で英語を学ぶことができます。

ルーシー (Lucy)

「ルーシー」は、ルーシーという女性が脳の覚醒により驚異的な力を手に入れるSFアクション映画です。この映画は、短いセリフやシンプルな会話が多く、リスニング力を鍛えるのに適しています。また、科学的な言葉や概念も取り入れられていますが、ストーリーの流れや映像表現がわかりやすいので、初心者の方でも理解しやすいでしょう。

ターミナル (The Terminal)

「ターミナル」は、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクスが主演のコメディ・ドラマ映画です。トム・ハンクス演じる男性が国境で入国拒否され、空港のターミナルで生活することになるというストーリーで、日常的な会話や表現が豊富に含まれており、英語学習の初心者にとって聞き取りやすい内容となっています。

英語学習にオススメな俳優陣

キーラ・ナイトレイ

イギリスの女優。イギリス英語の標準的なアクセントに近い、一般的に聞き取りやすい英語を話します。様々な映画やテレビドラマで幅広い役柄を演じてきたため、彼女の英語は非常にクリアで明瞭、比較的ゆっくりとしたペースで話す傾向があります。正確な発音で、単語の区切りやアクセントが明確に聞き取れるため、英語初心者へは大変おすすめです。

レオナルド・ディカプリオ

アメリカの俳優。多くの映画で主演を務め、役柄に応じて異なる言葉遣いやアクセントを用いることがありますが、基本的にはアメリカ英語の一般的な表現を使用しています。彼の英語は、明瞭でクリアな発音を持ち、言葉の区切りやアクセントが明確に聞き取れるため、初心者の方でも理解しやすいでしょう。またその演技力・表現力で、観客を映画の世界に没入させるカリスマ性で多くのファンを魅了し、「レオ様」という愛称で親しまれています。

ジュリア・ロバーツ

アメリカの女優。アメリカ英語の標準的なアクセントに近く、一般的な単語やフレーズを使用しますので、リスニング力を向上させるのに適しています。彼女のキャリアは非常に多彩で、様々なジャンルの映画に出演しており、コメディ寄りの作品が人気ですが、中でも『プリティ・ウーマン』(Pretty Woman, 1990)、『マイ・ベスト・フレンド・ウェディング』(My Best Friend’s Wedding, 1997)、『ノッティングヒルの恋人』(Notting Hill, 1999)は必見です。

スカーレット・ヨハンソン

アメリカの女優。ニューヨークで生まれ育ち、アメリカ英語の標準的なアクセントを持っています。様々な映画で幅広い役柄をこなし、役柄に応じて適切な感情表現を行いますが、その際にも明瞭な発音を保っています。『ゴーストワールド』でトロント映画評論家協会の助演女優賞を受賞し、注目を集め、The Avengers(アベンジャーズ)シリーズではアクションシーンやキャラクターの強さが大変魅力です。

トム・ハンクス

アメリカの俳優。カリフォルニア州コンコード生まれ。多くの映画で様々な役柄を演じ、その演技力や表現力で高く評価されています。また俳優業の他、映画プロデューサー、映画監督であり、多くの人々に愛されるハリウッドのアイコンの一人です。『トイ・ストーリー』シリーズの主人公であるウッディの声優も務めており、この役は彼のファンにとって特に親しまれており、彼の多才さを示す一例となっています。

さいごに

映画は、「リスニングスキルの向上」「単語やフレーズの習得」「文法の理解」「文化や表現の理解」という観点から、英語学習に十分有効と言えるでしょう。また、繰り返しフレーズを聞いたり、実際に真似て話してみたり、映画を見終わった後には重要なフレーズや心に残ったフレーズをメモに残す等の振り返りをすることも学習効果を上げる大きなメリットですので、積極的に取り入れて活用しましょう!