スポーツをやる上での視力機能(スポーツビジョン)を鍛える方法

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練習について、もちろんそのスポーツに関するスキルの練習が大事ですが、多くのスポーツにも通用できる視力機能(スポーツビジョン)があります。

スポーツで主に使う視力機能の種類以下のようになります。
動体視力、瞬間視、深視力

今回の記事こちらをご紹介いたします。

動体視力

動体視力とは、動いている物体を視線を外さずに持続して識別する能力のことです。

動体視力にも2種類分類されています。

①DVA動体視力
横方向の動きを識別する能力
②KVA動体視力
前後方向の動きを識別する能力

球技のスポーツであれば、動体視力が絶対必要になってきます。
ボールを目で追うことが球技として一番大事なことだと思いますので、バスケのような大きいボールでも動体視力は大事な能力の一つです。

私たち人間は、何かを目で追う時目を動くではなく、首を動かして目で追うような習慣があります。このような理由で、目を回す筋肉が衰退し、動体視力の低下に繋がります。

動体視力を高めるためおすすめなトレーニング方法をご紹介いたします。

・首を動かず目だけ動かして、動いてる物体などを見ましょう
・目だけ動かして、上下左右を見る
 上下を見る動作を計10回、左右を見る動作を計10回

こうすることによって、目を動かす筋肉を鍛えて、動体視力を高める効果があります。

瞬間視

瞬間視とは、一瞬で得た視覚情報を、脳で短期保存する能力のことです。

球技では、味方と相手のポジションを瞬時に見て覚え、その場で判断出す時が多いです。
瞬間視を使う場面は日常生活にもあるため、練習方法について簡単にご紹介いたします。

・散歩時に歩いてきた背後の景色を記憶するトレーニング
歩いてきた背後の景色にある建物はどういう形だったか、木は何本ありましたかを思い出す
こちらのトレーニングを練習すれば、見た物を瞬時に記憶し、より正しい判断を導き出すことができます。

深視力

深視力とは、遠近感と立体感を判断する目の能力です。

球技のスポーツで例えると、
テニスや卓球などラケットを使うスポーツでは、ボールの距離を把握しないと上手く打ち返せない可能性があります。

ディフェンスと自分、チームの陣形やフォーメーション、ボールと自分などを把握するために深視力は不可欠です。

深視力を高めるためおすすめなトレーニング方法をご紹介いたします。

・融像性内寄せ練習方法
腕を伸ばして眼の高さに人差し指を置き、鼻方向に徐々に近づけつつ、その指を注視し続けることを数分間繰り返します
・眼球運動
腕を伸ばして眼の高さに置いた人差し指を、今度は鼻方向に限定することなく360度自由に動かし、それを注視し続けます
こちらのトレーニング方法でより効率的に深視力を高めることができます。

最後に

多くのスポーツに必要な視力機能(スポーツビジョン)は、改善することで今までより高いパフォーマンスを発揮できます。
改善するのは日々のトレーニングに対する努力が必要となります。成果を出しよりスポーツを楽しめると考えています。