バスケはチームスポーツの一種であり、5人それぞれの役割が違います。
それぞれポジションの内容を説明いたします。
ポジションについて
ポイントガード(PG)
ポイントガードは主にバックコートからのボール運びや、攻守でフォーメーションの指示を出し、パスの配給役などを担うことが多いポジションです。
チームの司令塔として攻守に試合を読み、チームを牽引するリーダーシップが求められます。
それ以外に、現在3ポイントシュートなどのアウトサイドが得意の選手は多いです。
ポイントガードに求める能力として、シュート力・俊敏性・ドライブ力・判断力が必要となっております。
リーダーシップがある人にはおすすめのポジションとなっております。
参考:CP3’s TOP 35 | Career Plays
シューティングガード(SG)
シューティングガードは、3ポイントシュートなどのアウトサイドからのシュートや、ドライブからの得点を奪う役割を担うことの多いポジションです。ポイントガードのボール運びやパス配給などを助ける役割も担います。
チームの得点源になることが多いため、得点能力に優れていることが求められるポジションであります。
ポイントガードと役割が似てる部分もあり、シューティングガードの人がポイントガードとしてやることも多いです。
参考:The Best Devin Booker Career Highlights
スモールフォワード(SF)
スモールフォワードは、ペイント内などのインサイド、3ポイントシュートのアウトサイドの両方で得点を奪う役割を担うポジションです。
ディフェンスをかわしてゴールに向かって得点を獲得する場面が多いです。
攻守にオールラウンドな役割を任されることが多く、パワーフォワードや、シューティングガードも兼任できるポジションが多いことも特徴の一つと言えます。
スモールフォワードに必須な能力として、ガードの俊敏性が必要ですし、パワーフォワードのようにフィジカルも必要となっております。
参考:LeBron James TOP 40 PLAYS 23-24 Season
パワーフォワード(PF)
パワーフォワードは、ミドルレンジやゴール下での得点を主な役割とするポジションです。相手と競り合いながらリバウンドを確実に奪うスキルも求められます。
フィジカルの強さを生かしたプレーでゴール下でのプレーを優位に進めることが重要なため、スモールフォワードよりも体格のいい選手が務めることが多いと言えます。
参考:Rui Hachimura 2023-24 season Highlights
センター(C)
センターは、主にゴール下などのインサイドで得点を奪う役割を担うポジションです。守備では「リムプロテクター」として自陣ゴールを守る役割も担います。
高身長の人が務めることが多く、ポストプレー・リバウンド・ブロック・パスの能力を求められることが多いです。
センターは味方と相手全員の位置を確認することができますので、センターのパスはより得点に繋がるチャンスとして起用されています。
参考:Nikola Jokic “DOMINATING” 23-24 HIGHLIGHTS
各ポジションと1on1になる時デメリットと対策
ポイントガードのデメリットと対策
ディフェンスがポイントガード以外のポジションの場合、基本体格差がありますので、スピードで勝負をかけましょう。フローターシュートなどを上手く使いこなし、ディフェンスが高身長でも得点を奪うことができます。
対策:スピードを武器にして勝負をかける
シューティングガードのデメリットと対策
対ポイントガードの場合は通常のプレーで対等にできますが、他のポジションでは通用しない部分があり、アウトサイドとドライブを利用してブロックを対策しましょう。
対策:ドライブで相手を抜けてシュートする、アウトサイドを使って3ポイントシュートを打つなどブロックされにくい動きをしましょう
スモールフォワードのデメリットと対策
対ガードの場合はフィジカルでポストプレーで得点に繋がることはできますが、センターの場合はゴール下で勝負する時フィジカルでは勝てませんので、インサイドだけではなくアウトサイドも使いましょう。
対策:ゴール下を避けて、できればドライブで勝負するか、アウトサイドで3ポイントシュートを打つか
パワーフォワードのデメリットと対策
対ガードではスピードで負ける可能性が高いとスティールされやすいですので、インサイドでポストプレーで勝負かけましょう。
スモールフォワードの場合、ミドルレンジで勝負かけましょう。
対策:パスを利用して、できればインサイドで勝負をかける
センターのデメリットと対策
ディフェンスがセンター以外の場合、フィジカル差と身長差がありますのでインサイドでしょうぶをかけましょう。
パスを利用して味方をフリーにするチャンスを作ることもできます。
ただ身体が大きい分動きが遅いですので、スティールされる可能性があります。
対策:インサイドで勝負する、パスを利用して得点を繋げるチャンスを作るなど全体状況を把握
最後に
バスケだけではなく、チームスポーツであればポジションというものは生まれます。
よりポジションを理解し、対策を考えることもスポーツに対して大事な一環と考えます。